木と草の違い

天気のよい日は日差しがきつくなってきましたね。風爽やかな初夏の気配・・・。
と、我が家の庭を見れば、雑草が!!!
さっそく休みの日に草むしりをしたのですが、中にはなかなか抜けない大物もありました。
これは草?もう木みたいやん・・・。
ん?木と草の違いってなんだろう?ということで、木と草の違いを調べてみました。

[木] 何年も生きて、硬い幹を持ち、上にも横にも太る特徴がある。

[草] 1年で枯れるのが多い。 根だけ長生きすることはあるが、地上の部分は短命。

年輪があれば[木]、なければ[草]。
(ただし、熱帯雨林地帯では寒暖等が変化しないので年輪ができない木もある)

例外のあるような表現になるのは、[木]、[草]、という区分は、植物分類学上の違いではなく、見た目や性質の違いだからです。
植物分類学には科や属といった区分があるのですが、同じ科の中に草も木も混在しています。
(たとえば、イチゴとサクラ、ウメはいずれもバラ科だけど、イチゴのみ草)

もともとは同じ種類だったのが、進化とともに派生していき木になったり草になったり、形が変わっていったと考えられます。

ちなみに竹は木に近いけどどちらでもないという見方が一般的のようです。

<担当者より>
木と草の違いって明確じゃないなんて! 意外とあいまいな部分があってびっくりでした。
あらためて、庭で抜けなかった木みたいな草を見に行ったら(写真)その横に同じ葉っぱの木がありました・・・。
やっぱり木だったのね・・・。

 

今回の参考・関連・情報源
◆近畿中国森林管理局-木のなんでも情報箱
http://www.kinki.kokuyurin.go.jp/kyoku/category_d/d-08/box/i_d-08_05.html
◆フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 木
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

木の病気

次の記事

砂漠の緑化